F1 2020 シローカップ ベルギー100%

昨日はシローカップベルギーでした。

予選もまぁまぁだったので、このままついてけばいいかな、なんて油断したら、オールージュでスピン大破!

久しぶりにクラッシュ、しかも序盤。やっぱり怖いのね。

まぁ、中国マフィアが、餃子の皮をまいてて、それで滑ったんですけどねw

分かってたはずはのに。。。くやし-----

その後は、国際映像担当に。いやこれ、スイッチングが難しいです。

スピン/アクシデント、ほぼ撮れてませんよw 長距離部TKSportsのTVディレクターのTK氏&ザッパー氏のスイッチング技術が、いかに神か、と改めて感心。

そういえば、2020はトラクションかかるよ、とか、スピンしないよ、とか色々ありますが、決してスピンしないわけじゃないですよね!普通に滑りますw

もちろん、2019ほどじゃないんですが、プーオンのイン側縁石はやっぱり触っちゃだめです。普通に死にます。

今回も、クラッシュリタイヤ3台ですからね。スピンも多かったしね。本番じゃない分皆さん踏んでますよね。

それにしても、トップ争いの熱いこと。ユイさん、バルシェさん、ハミチンさんと、長距離部1部のさゆみさんのバトルは面白かった。

終盤の4台パックは素晴らしい。長距離部エースのしーさん、次は出てねw

レース終わってから、しっかしみんな速いなぁ、と、自分の疑問を話してました。

これって、大多数の人が、なんでそんな速く走れるの?と思ってる疑問ですよね。

自分の経験談を少しばかりお話すると、、、、

いつも、ここに書いてるとおり、私、長距離部のデビューレースがスパでした。

これね、自分の思い違いだったことに最近気づいたんですが、公式レースじゃなかったっぽいんです。定例って言って、毎週金曜日にその週末のレースの練習走行するんですよ。多分、それに出たんですね。

それが、100%だったか50%だったかは、記憶が定かではないんですが、とにかく3~4LAPダウンだったんです。

長距離部入るまで、自分のコミュニティで独走状態だったので、多少の自信をもって臨んだレースでのこの結果に、落胆とかよりも、驚愕して、しかも、そんな長いレース初めて走ったので、疲労困憊で、茫然としてたのを思い出します。

皆さんも、経験あると思います。井の中の蛙状態w。これね、辛いんですよねー。

で、しーさんに聞いてみたりするわけですよ。「どう走ったらいいんですか?」

今考えると、それ以前の問題でw。それでもしーさん優しいから、「ステアリングをなるべく切らないようにしてください。それと、トレイルブレーキングです」と。

なるほど、と思っても、自分の感覚でそうしてるつもりでも、全く次元が異なってるので、これがなかなか。。。

その時チームメイトのナノさんにもご教授いただき、アクセルとブレーキのオーバーライドが気になります、と。これね、今でもそうなんですよね。癖になっちゃってる。なぜこんな癖がついたか、というと、グランツーリスモやってて、重い車のブレーキング時の安定を高めるために、常に駆動力を微妙にかける、ということをやってて、それがもう身についてしまったわけです、百害あって一利なし。多分回生もしないしね。

で、次に、部長様のご指導を仰ぎ、走ってるところをリアルタイムで、ここはこう、ここはこう、と。

そこで教えられたのが、ギヤの選択と、ブレーキポイント、ライン。これがまた不思議で、何も考えずに、言われるままに走ると、あっという間にタイムが伸びていくんですよ。

そこには、もちろん、ブレーキングのテクニックや、トラクションの掛け方等も関係するんですが、どっちかと言うと、それよりも、そのコースの走り方、なんですね。

自分が思ってるよりも、ギヤが低すぎて、ボトムスピード落ちてるから、ストレート立ち上がりで乗っていかない、とか、もっとワイドなラインとって、スピード殺さない、とかね。

で、その上で、じゃあ、このコーナーを5速でいくにはどういう走り方すればいいのか、とか考えてやればいいのかな、と。

その後、今度はあさひさんに教えてもらったのが、トラクションの掛け方と、ギヤの上げ方。とにかくジワジワ踏んでいくのと、コーナー脱出に向けて、どんどんギヤ上げていって、失速させない、と。

この辺から、だいぶ改善されていきました。が、、それでもシーズンリザルトは、16~18位とか。シングル入賞も3回程度あればいいほう。

若干のブレイクスルーがあったのが、昨シーズンの途中からで、なんというか、、簡単に言うと、とにかくボトムスピード落とさない走り方。

これは、人ぞれぞれで賛否両論あるでしょうけど、コーナー進入まで我慢して、エイペックス辺りで、ひとつギヤ落としてあげて、アンダー殺して向きかえて、そのままの速度で抜けていく、というね。

2019では、これで、0.3秒程度は速くなりました。ただ、速い人がこれやってるかと言うと、決してそんな走り方はしてないんですけどね・・・

ただ基本的には、とにかくストレートでいかにスピード乗せていけるか、でしょうから、方法は色々ですが、これはこれでひとつのやり方だったとは思います。

ただし、2020は、ギヤ落としても、頭が2019ほどは入ってくれないので、そこはまた探り探りですね。

こうして話してる自分のレベルがどの程度か、というのも、気になりますよね。まぁ、お気づきのように決して速くはないですw

ただ、遅くもないかな、という程度で、TT順位でいけば、大体1000~3000位くらい。一生懸命練習しても、3桁後半が限界です。

あと、セッティングについて言うと、これは私分からないです。TT上位の方のセッティングを適用させて走ることが多いですが、これだとどうしてもリヤが滑る。

リヤを安定させたほうが、タイムも出るんですが、速い人から言わせると、それだと限界が見えてる、と。その上を目指すなら、上位セットで走れるように対応させないと、というね。ね、すごい次元の話じゃないですか?

持ってる感覚が、人ぞれぞれ違うのはありますが、トップに近づくにつれ、だんだん集約されていくんですよね。

ゴルフもそうなんですが、トップにいくほど、スイングはほぼ集約されてきますね。その中で、1/1000秒単位で体の動きが違ってくるんですよね。

それを感じ取れる感覚は、天性のものももちろんありますが、練習でもある程度のレベルまではいけるんです。そこで言うと、自分は80台前半は出せますが、80切るレベルになると、世界がちがってくるんですよ。

こういうのって、徐々にレベルが上がるんじゃなくて、突然閃きがあって、ポーンと一段階上がる時があると思うんです。

それって、自分が限界を作っちゃってるというか、考え方が間違ってたりもするんですね。

いい例が、アシストラインです。これが無いと走れない、という方はほんとに多いと思います。

これが無いと走れないということは、ラインに依存してるわけですよね。で、コースを覚えるために、という場合なら、これはもう走って覚えていくしかないわけで、逆に言えば、走れば覚える。

次に多いのが、ブレーキングポイントが分からないから、と。これは、ブレーキングポイントをコース上の看板/あるいは目印、にすればほぼ解決します。ただ、そうするメリットが分からないと言われそうですが、実はここにとても重大なポイントがあります。

ライン出してその通りにブレーキングするということは、みんな同じところでブレーキングしてるわけです。で、問題なのは、それが決してベストのポイントではない、ということ。

なんというか、ラインが最速という意識が、自分に限界を作ってしまってるんですね。これは、コーナーリングラインも同じことが言えると思います。

みんな同じライン走るので、同じタイムしか出ませんし、そこにブレイクスルーは無いと思うんです。

もちろん、理想のライン、BPなんでしょうけど、時にはもっとBP遅らせて、暴れる車をねじ伏せて、鋭いターンインしてファーストインファーストアウトで走る場合もありますよね。(速い人は、これがすごい。)

決してアシストライン通りではないんですよね。それプラス、バトルになった時は、当然ライン外す時が多々あります。ところが、ラインがあると、どうしてもアシストラインに戻す心理が働くので、当然危ないです。

だからと言って、オフを否定するわけではないですよ。あくまでも、アシストという考え方なら、コース覚えるにはいいと思いますが、最終的に速くなりたい、と思うのであれば、外したほうが、走り方の幅も広がるし、ブレイクスルーも見つけやすくなると思います。

人間の心理って面白くて、これ以上無理、と思うと、勝手に自分に限界を作っちゃうみたいで。今まで3速で回ってたコーナーを、4速で回ってみると、ちょっと世界が変わったりするものなんですね。

なんでもそうですが、ちょっとでもステップを上がると、途端に楽しくなるじゃないですか。そのために試行錯誤する楽しさ、みたいなものがあると思うんです。

私的には、こんなおじいちゃんでも、何かに挑戦して少しずつでもステップアップ出来るって、かなり貴重な経験です。

こんな偉そうなこと言ってますが、皆さんにあっという間に置いてかれちゃいますねw

体力の続く限り、これからも頑張ります!

*国際映像。最後のミミパパさんと会長さんのバトルに気を取られ、トップフィニッシュの画が撮れてません・・・ごめんなさい(-_-;)

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