昨日開封だけして、一旦全部戻して、来週ゆっくり設置しようか、と思っていたのですが、ペダルの構造や、ホイールベースの筐体見てみると、意外に簡単かも、と。実寸合わせてみると、意外や、モノコックとの、際に寸法が合ってるので、これはポン付け出来そうな。それなら、ワイボーさんのためにもやっちゃうか、と、設置作業始めました。
まずは、ペダル。元々化粧板を使ってるので、穴あけは簡単なのですが、普通は寸法合わせて穴あけが面倒。
ところが、CSLペダルは、ペダル自体のフレームに穴が空いてるので、上からタッピングビスで止めればOKという、とても簡単な構造。ロードセル使用時に浮き上がる可能性もあるけど、そこはまた剛性出すための板で押さえちゃえば問題なし。
ちなみに、ペダル本体とフットプレートを留めてるネジが星形なんですが、これはなんか意味あるのでしょうか??
ペダル設置はあっさり終了。いよいよホイールベース本体。これがまた重い。T300もなかなか重かったですが、DDPROは、筐体からして金属製なので、まぁ重いですよね。
で、DDPROって、スクエア真っ直ぐじゃないですか。なので、ステアリングシャフトも設置面と並行に。ステアリング角度は設置面に対して直角に。体に正対になるわけで、これが自分的にはとてもとても嬉しい。
他のハンコンは、必ず角度がついていて、F1マシンのステアリングポストを再現するためには、設置する際に斜めに手前下りに角度を付けてたんです。実は、この角度をつけるのが超面倒臭い。手で持って、現物合わせで横から見て、真っ直ぐになるように、って。もうね、重いし、腕がプルプルしてくるし。一番嫌いな作業だったのですが、DDPROは、そこがスクエアなので、台座真っ直ぐ平行に組めばいいだけで、これはかなり楽チン。
この台座に、筐体を留める穴を開けるわけですが、まぁ、これは通常の寸法出しで、問題無し。
位置出しするのと、剛性上げるために、アングル付けました。これで留めておいて、あとはコーススレッドでサイドから留めればOK。サイドの板の下線がちょうど合ったのは偶然ですが、これを現物合わせで発見したので、これなら、と設置始めたわけです。
これに設置するわけですが、6mmビスがちょい長くて。なので、スペーサー噛ませました。
四苦八苦しながら、ネジ穴合わせて締めて、設置完了。
G29設置したり、高さを微妙に変えたりしてるモノコックなので、さすがに汚い💦。でも、遠目には分からないからこれで良し!
ペダルはこう。
完成です。
これ、丸ハンドルだと、画面と重なって、全然見えないです。なので、このままF1リム使うと思います。
ということで早速試走。ファームウェアもアプデして、最新にしました。注意点が一つ。DDPROには、モードが何個かありまして、PS4/5で使用する場合は、ブルーのプレステモードか、紫のPSコンパチモードを使用します。GT7は、正式対応オフィシャル扱いなので、ブルーのプレステモードでDDPROとして認識しますが、コドマスF1の場合は、CSLエリートとして認識されます。しかもPS5の場合、紫のコンパチブルモードじゃないと、認識しません。
それも、ソフトを立ち上げる前に、コンパチモードにしておかないとダメ。この順番通りにしないと、全く動きません。
さて、早速走ってみました。ちなみに5Nmです。
最初は、全くのデフォ設定です。ただしF1推奨設定です。まずはFFBが強い。想像してた通り。皆さんがゴムっぽいといのも分かります。といのも、最初は全くのデフォ設定だと、FFB強度100でした。で、路面フィードバック等が30くらい。これだと、ただFFBが強いだけなので、滑空感が強いので、ただただゴムを回してる感じ。
そこで、T300と同じ、FFB60、路面フィードバック100、グラベル80にしてみました。これで、ゴムっぽさは無くなりました。
それでも、FFBの強度が、T300とは桁違い。その分ダイレクトにFFBが来ます。そのレスポンスも鋭く、ほんとにガツンとくる感じ。これはこれで面白い。なるほどダイレクトドライブです。アンダー表現は、ちょっとわかりづらいかな。それに、高速コーナーで、タイヤが踏ん張ってる感はあまり感じません。そこはT300のほうが優秀。
切り込んで行った時の曲がり方は、鋭い感じ。よく、ベルトドライブは、撓む分反応が遅れるみたいな話を聞きますが、それは無いと思ってます。それよりも、モーター自体の絶対的なトルクと、制御系の違いじゃないでしょうか。
いやでも、トルクが強力になるほど、多少は影響あるのか、、、。本来ならガン!とくるショックをベルトが緩和してくれてる、と考えるほうが合ってるような。
そういう意味では、走り味としては、T300にほうが走っていて気持ちいいです。これの完成度は本当に高い。
そこを踏まえて、DDPROを選ぶとなると、モータートルクの余裕からくる、反応のシャープさ、セルフステアの立ち上がりの良さ、ですか。ただまだ全然慣れてないので、T300のほうが速いです。
これは、ペダルも影響していて、T300はロードセルだったので、そこに慣れてしまっていて、CSLのノーマルペダルのストロークの長さに戸惑ってます。本来、踏みやすいし、コントロールしやすいと思いますが、まぁ、慣れの問題ですね。そこは、ソフト側で、サチュレーション上げてやればいいのかな、と思います。
ダイレクトドライブということで、G29的なシャープさがありますが、あそこまでグイグイ曲がる感じはないです。まぁ、中間です。
言えば、フォーミュラっぽさが出てきました。T300は、FFBの表現が柔らかく、若干箱車っぽい感が。それが、ガツンとFFBが来る分、シャープな車に乗ってる感があるんですね。ただし、だから速い遅い、というのは無いし、結局は慣れであり好き好きですね。
トルクの大きさが色々な余裕に繋がってて、表現も鋭く大きいので、こちらのほうが走っていて実車感があるのかも。でもなぁ、アンダーや限界領域の表現は、T300だと思うんですけどねー。
ところで、以上は、5Nmでの話。8Nmに替えてみると、、、
なにこれ??めちゃめちゃFFBが強い。同じ数値のままの比較で、倍くらいになった印象。ワット数が倍ですから、それはそうなの?それにしてもじゃないですか。
もうね、ガンガン!!て感じで、壊れるんじゃ無いか、というくらいです。重すぎて、60なんかじゃとっても走れない。で、40に下げましたが、それでも重いし、強い。
これ、私ら意味ありますかねぇ。特に長距離部。8Nmにすることで、具体的に何が変わるのか?トルクにより余裕が出た分、FFBの表現、というか立ち上がりは確実に上がってるんでしょうけど、縁石なんかのガンとくる表現は、かえって邪魔になってるような、、、。
速く走るために、G29では、あえて路面フィードバック等を抑えてるわけで、そこを考えると、8Nmは入らないんじゃないか、と思ってしまいました。自分は特にそうかも。買っちゃったから、それでやりますが、38くらいでもいいかもw
同じファナテックで、フラッグシップはDD1、ってことで、多分制御系とかも色々違ったりするんでしょうけど、DDPROの8Nmにして、FFBの数値を上げていけば、推測ですがそれに近くなるんじゃないでしょうか。それを考えるとお得かな、と思います。
DDPROの一番高いセットでも、ロードセル&8Nmで128,900円で、これにF1リム46,900円で、175,800円。まぁ、納得価格ですかね。これを買っとけば、もう迷う必要はないでしょう。
多分、これでT300で走ったら、少し物足りなさは感じると思います。ただし、タイムはT300のほうが上でしょう。慣れてるから。
あくまでも、初見なので、もう少し走れば、評価も変わってくると思います。大体にして、今日バーレーン本番なのに、前日に替えちゃうというね。まぁ、今回はテストも兼ねて、ですかね。
アルピーヌはこんなことばかりしてて、どこに向かっているんでしょうかw いや、今日はロードさんがやってくれるはず!
といことで、明日はバーレーンレポートします。
あ、あとGT7も、ですね。