昨日、ついに発売となりましたF1-22。新世代ベンチュリーカーとなったF1マシンの挙動やいかに。EA/CODEMASTERSが、かなりの自信を持ってリリースしてきたみたいで、期待度も高いです。
今回、新しいフォーマットとしては、F1ライフ?F1ドライバーの生活を体験できます、的な。まぁ、そこは置いときましょうか。。
やりこむ人は、こういうのもいいのではないでしょうか。ロールプレイングみたいな。自分たちとしては、そこじゃない。
まずは実際の動画を。まずスペイン。ヘアピンが改修されてます。
メニューは、基本同じですね。早速車を見てみますと、さすがの再現性。まだアプデが入ってない開幕序盤仕様が多いですが、それもアプデ対応期待。
設定等は、2021と同じ。FFBに関しては、若干軽くなってるかなぁ、と思いましたが、タイヤによってグリップ感が変わって重さが変わりますね。私はDDPRO使用なので、この機種しか分かりませんが、ほぼ2021と変わらないですかね。
セッティングはかなり変わってるかもです。ウィングのセットの仕方が全く違います。今までは、例えばモナコとモンツァでは、基本のウィングのデフォルト数値の基準が違ってたんですね。なので、モナコの5とモンツァの5では、同じ5でも、ダウンフォースが全然違ってたわけですよ。これは、モナコ仕様、モンツァ仕様のウィングを使う前提で設定されてたと思われます。
それが22では、モナコの5とモンツァの5は、ダウンフォース量が一緒なわけですね。なので、段階が1~50?でしたっけ。の範囲で設定できるわけで、ということは、極端に言うと、モナコは最大DFで50-50、モンツァは10-10みたいな設定もありえるわけです。
この範囲でのセッティングの自由度が高いので、色々細かい設定が、人によってできるわけで、これはこれで面白い。つきつめていくと、海外勢がそのサーキット向けのセッティング出してくるでしょうけど、それまでは試行錯誤が続くのではないでしょうか。
セッティングには、いつものデフォ設定が5?6?個あるのですが、これのデフォ設定で特徴的なのは、サスのセット。ほとんどがフロントが一番硬い数値で、リヤは一番低い数値。もちろん、ウィングカーですので、実車もフロントMAX、リヤは動かす方向性なので、現実的なセットなんでしょう。
ここなんかは、ポーポシンは実装しなくても、サスが猛烈に硬いメルセデスのバウンシングの動きなんか再現されても面白かったのでは。最高値に硬くすると発生するけど、空力は安定する、みたいな。
キャンバー、トーイン、トーアウトのアライメント系は、前もそうでしたが、今回はもう、空力がすべてみたいなところあるので、あまり関係ないような。タイヤの空気圧もしかり。
ブレーキは、効かない印象。100%数値で、思いっきりハードブレーキングしても、あまりロックしません。
あと、ERSの減りが大きい。スペインでアタックラップで25%まで減ります。で、回復も遅いので、プレップラップが2周必要、とか。これはちょっとやりすぎか。
問題のコーナーリング。これはもう、ベンチュリーカーらしい、高い速度域では強烈なDF。しかも、踏んでいってもアンダーが出ない、気持ちのいいコーナーリング。フロントの入りも若干重さは感じるものの、ラインなりに走れる感。
今までは、コーナーのミドルから出口で、プッシュアンダー出さないようにトレイルブレーキングをより極端に使って、ノーズがインに向くようにブレーキコントロールしてたのですが(自分はですね)、22では、ステアしたなりに曲がっていってくれる、という印象でしょうか。で、調子に乗ってスロットルを強めに踏むと、途端にスピン。これって、ベンチュリー効果があまり無い低速度域での挙動を、忠実に再現してくれてると思われ、好感触。
ただ、デフォセットだと、あまりにも安定しすぎで、シルバーストンもほぼ全開。まこすけさん指摘してましたが、あまりDFつけすぎじゃないですかね、と。なので、ここからDF軽くしていき、オーバーステア傾向の車にしていけば、速い人はより速くなりそう。
前走車についていくときのタービュランスも少なめで、これも実車っぽい。その分、スリップは少なめという話。総じて、良く出来てるのではないでしょうか。そういえば、タイヤもしっかり温めないと冷え冷え。ハードに交換して、出て行って、ちょっと踏むだけでリヤがずるっときます。アンダーカットがかなり厳しそうですね。
あと、フォーメーションからのグリッドポジションにつく操作や、ピットインでのボタン操作など、よりリアル感を追求してくれてるところがいい感じ。その姿勢が大事。
バーチャルバックミラーが出ない等、細かいバグが相変わらずありますが、とてもいい印象です。まぁ、まだ初見なので、これから多人数でのオンラインでのテスト等やってみないと分かりませんがね。