レースシムで上達するためには

などと、言ってはみたものの、さっぱり分かりません(笑)

私ごときでは、本当にさっぱり。

ただ、それでも、上手な方に教わると、これがあら不思議、速くなるんですね~

ここで何度も言ってるように、私は部長様からオーストラリアの特訓を受けました。

それまでも、かなり走り込んでた自分は、これ以上どうしようもないところまできてました。

実際、自分の技術ではここまでかな、と。

そこで、部長様の登場です。

最初は、いや、無理だわぁ、と思いながら走ってましたよ。

この時、言われたようにとりあえず走ってみよう、と必死に走りましたね。

これがね、また、具体的に指摘されるんです。

このコーナーは何速。次は何速、ここはもっとインついて!

ブレーキ遅い!アクセル遅い!もっとアウトから入って!スピード落としすぎ!等々。

これ、考えると気づくんですが、テクニックとかじゃなく、走り方なんですね。

テクニックならば、トレイルブレーキング使う、とか、セナ足、とか、カウンターステアとかになるんですが、そうじゃないんです。

あくまでも、適切な場所でブレーキング、アウトからクリップとってアウトに抜けるコーナーリングラインで、ボトムスピードを上げる、とか、適切なギヤを使うためには、どう走ればいいか、という話なんですね。

アンダーだオーバーだ、とかそういう話じゃないんです。

もちろん、その際、最短距離で、しかもブレーキングはロックさせない技術とかは、当然必要になりますが、それが出来なくても、なんとかタイムは出ます。

実際、ギリギリで走ってないですからね、上手な人は。

ということで、オーストラリア。徹底的に部長様の言う通りに走れるように練習しました。

すると、練習してるうちからどんどんタイムが短縮されていき、自分としては嘘のようなタイムまで更新。

あげく、そのレースで3位表彰台に上るという大快挙。後にも先にも表彰台はこれ1回きりですが、どれだけ自分の自信になったかは、想像に難くないと思います。

では、なぜ、部長様の指示が的確なのか。これは部長様に限らず、上級者の方は、走り方が分かっているのだと思います。

上級者から見ると、分かってしまうんですね。ブレーキングが早すぎる、ワイドラインが使えてない、ギヤを落としすぎ等々。

その中でも一番は、コーナーへのアプローチでの突っ込み過ぎ。

車をキチンと止める、というところが、どうしてもあせってオーバースピードで入ってしまう。これは最悪ですね。

そうすると、脱出で加速出来ない。

無理やりステアリングで曲げても、絶対に曲がりません。

ステアリングは、なるべく切らない。これが鉄則です。

ただ、ブレーキが早すぎてもダメです。そうすると、ボトムスピードも落ちるし、ステアするタイミングもズレます。

そこを探るわけですね。

ワイドラインは、一旦アウトに振ってるようにみえるくらい、極端にやります。

ドリフトのきっかけみたいな。

これは、実車のF1見ても、同じ動きしてますね。

自分は、ハンガリーではあさひさんに、モナコはともさん(ワイボーさん)に教わりました。

2人ともめちゃめちゃ速いわけで、結果、私の遅い原因を一発で見抜いて、指導してくれました。

実際に言われたところを修正すると、0.5秒くらいポン、とすぐに上がります。

明かに遅い原因があり、速い人にはわかるんですよね。

これは、私のもうひとつの趣味、ゴルフでも同じで、原因はすぐわかります。

ゴルフに関しては、私、多少いいスコアでラウンドします。

フォームを見れば、大体分かります。これも、言われたことを素直に吸収する人は伸びますが、聞かない人は伸びません(笑)

それでも、自分の力で上手くなりたい!というのが人の常。

それはそれで、奥深さを味わうにはいいと思います。

ゆえに、上手くなりたいのか、自分の力でなんとかしたいのか、は、その人の趣味に対する姿勢の違いになるわけで、これは、自由意志ですね。

まぁ、そういう自分も、自分だけで練習して、それなりになったことを考えると、分からない話ではないわけで・・・(ゴルフね)

レースとゴルフを一緒として考えるのも、かなり突飛な話なんですが、自分からすると、かなり似たところがありまして。

ゴルフで振り回す人は、多分、レースでも、車を振り回す傾向にあると思います。これすごく大事ですね。

それに、戦略です。この戦略がどちらもとてもとても大事。

100%レースだと、考える時間もあって、そこで冷静に状況判断して戦略を臨機応変に変えていく、というね。

ゴルフも、ここはボギーでも良し、とか、ここはパーオンできる、となれば、集中して狙う、とか。

上手になって、1段階高いレベルに上がると、今までと違う世界が見えるようになり、より面白く、楽しくなって、面白いから、また練習する、みたいないい循環になっていくんですよね。

どこまでを目指すのか、によっても話は違ってくるので、そこは人それぞれですが、どうせやるなら、そういう世界に入ってみたいと、自分は思ったわけです。

レースシムに関しては、まだまだなので、これからも練習していきますよ。

とは言え、長距離部で走っていると、かなり凹む時ばかりなんですが・・・苦笑

それでも、走っていれば気づきもあるし、前より少しでも速く走れたり、たまたまいい順位取れたりすると、またモチベーションもわくわけで、、、

まぁ、世の中とはそういうものですよね。

自分が遅かったり、スコアが悪かったりすることを、自分の未熟さ、として捉え、そこから頑張って楽しみに変えていく、という醍醐味を、これからも味わっていきたいですね。

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