ツイッターにて、G29の価格が高騰してるという投稿を見まして、急遽調べてみました。
まず、ロジクールG29国内正規品が、まさに今、タイムセール中みたいです。
通常41,000円が、36,800円。この価格なら、まぁしょうがないですかね。26日(日)24時までみたいです。
一方のスラストマスターT300G EDITION(3ペダル仕様)が、54,769円。
こうなると、結構な価格差ですね。
G29を通常価格で買うのであれば、もう少し出してT300GTエディションにしたほうが、幸せになれるような気がします。あくまで個人的意見ですが・・・
私は、長距離部のレース時、本当に何度も何度も両方を試して、その都度フィーリングを確かめています。
前シーズンのF1 2019では、T300を使用。2018はG29、で、2017はT300。
結果、速さに関しては慣れの問題w。 ただし、フィーリングは全然違います。
ここで何度も書いてるように、G29のほうがダイレクトなフィール。ステアした時の反応がT300より機敏。また、コーナー奥からでもグイグイ曲がる印象。
対してT300は、ステア初期がダル。その印象がコーナーリング中もずっと続くような・・・
なんというか、G29はフォーミュラ的で、T300はハコ車的。
前2019シーズンで、T300のフィーリング改善を目指し、色々設定をいじりました。
初期のダルさは、コーナー入り口で、頭がスパっと入っていかない原因に直結してまして、これを改善するために、ステアリングのサチュレーションをかなり上げました。ただそれだと、すごくピーキーになるので、最大回転角は下げました。これで、初期はG29並みにスパっと入り、コーナーリング中は舵角も少なめになるので、タイヤの抵抗が無く、失速感も少なくなりました。
前にも書きましたが、どうも、G29との比較でトラクションが無い無い、と思ってたのは、このメーカー独自の設定の違いが原因のような気がしてます。
T300では、ステア初期が曲がらないので、その分回してしまい、その分戻すのが遅れてイン巻きしてスピン、と。
その点、G29は、最初から切れていってくれるので、戻しも速く、トラクションかかってる錯覚なのかも、と。いや、もちろん、自分の感覚なので、こればかりは確証はありませんが・・・
なので、設定をいじれるソフトなら、T300のほうがいいかも、というのが自分の今の印象。
ただし、設定をいじれないソフト。GTsports等は、そのハンコンのデフォルトの設定で走るしかなく、ここは明確な違いが現れると思います。
実際、ピケカップの際、最初T300で走っていたのですが、これはだめだ、と、G29に換装。こちらのほうが自分は速かったです。
あと、GTsportsの場合、スラマス系は、最大舵角でのアンダーステア時に、ガガっという、なんとも安っぽいFFBを返してきます。これが嫌。
G29には、これが無いです。なので、気持ちよく走れます。
ペダルに関しては、これまた悩ましい。
まず、ペダルの品質としては、G29のほうが上だと思います。剛性感も高い。
ただ、注意点としては、これはまぁ、人それぞれの好みなので、注意点とは違うかも。。。
G29のブレーキペダルが、とても硬いところがどうも・・・。
ブレーキのバネが入ってるシリンダーの中に消しゴムのようなものが入っており、これが抵抗となって、実車のブレーキフィールを再現させてます。ただ、これが、ほんと硬くて・・・
コードマスターズのF1シリーズプレイする分には、クラッチペダルをブレーキに割り当てたりするわけですが、GTsportsはこれが出来ないので、硬いブレーキで走らざるを得ないのですね。
もちろん、それが実車のブレーキフィールに近いのは分かるのですが、こと速さを、となると、これがなかなか難しい。トレイルブレーキングが基本なので。
自分は、対処法として、シリンダーの消しゴムを抜いちゃったわけですが、これは改造になるので、保証が受けられなくなってしまいます。
片や、T300のブレーキは?というと、同じように硬くするMODと言われる付属のパーツを付けなければ、適度な踏み心地。これなら踏み切れます。
というのも、最新のF1 2020が、最大値までブレーキ踏み込んでも効いてる感じが無く、これが硬いブレーキだと、そこまで踏めず、多分制動距離が延びてしまいます。そうすると、最大減速による加重移動もしづらく、う~ん・・・という感じ。
T300は、その点、最大値まで楽に踏み込めるので、問題ありません。まぁ、実車のフィールとは全然違うのですが、ゲームで速く走る、となると、そこはあまり関係なくなってしまいます。
それでは、肝心のFFBはどうでしょう。
これも、いつも書いてるとおり、T300のほうが、一枚上手。どうしても、G29のセンター付近の遊びが気になります。それと、コースオフした時の、ガタガタ感がとても気になります(数字下げればいいのですが)。
T300は、その点本当に素晴らしく、例えば2019、2020には、ホイールダンパーという設定項目があるのですが、これを上げてやると、タイヤの摩擦やダンピング等の抵抗まで表現してくれます。G29よりも、確実にリアリティはあります。
縁石乗った時の表現も文句なし。そういう細かい表現がひとつひとつG29よりもリアルだし、気持ちいいです。
しかも、ステアリングも交換出来たり、オプションとして新発売のロードセルブレーキ使用の3ペダルは、ブレーキは実車のように感圧式、他のペダルは、光学式センサーなので、今までのボリューム(ポテンションメーター)仕様よりも、格段に耐久性があがり、解析能力も比じゃないので、とても魅力的です。
以前、T300は、スイッチの誤作動が頻繁に起きる問題がありまして、これが足を引っ張って評判悪かったのですが、最近になり、ファームウエアも更新され、改善されたようで、今はまったく誤作動ありません。
こうなると、私としては、T300推しになります。ただ、今現在実施されてるタイムセール等があるなら、それを利用してのG29という選択もありです。価格差18,000円程度ありますからね。
もちろん、この他にもファナテック等もあるので、そことはどうなのよ、というところでもあります。
私は所有してないので、何も言えないのですが、なんというか、、、購入しにくい壁があるので、あまり一般的ではないかな、と。
正規品が国内で買えない、というのはどうも・・・
you tube等で配信されてるインプレッション見ると、DD1は素晴らしいという意見が多いですね。いいなぁ、とは思いますが、さすがに30万円以上というのはちょっと・・・
その下のPS4対応のCSLとかでもいいんでしょうけど、せっかくのF1リムのロータリーボタンが未対応だったり、どうも残念仕様に思えてきて。
もちろん興味はありますよ。自分的には。ただ、一般的ではないですかねぇ。
あと、スラマスにはT-GTもありますね。高いけど・・・
GTsportsのオフィシャルハンコンなので、これも良さそうではありますが、所有してないので、なんとも言えないです。
それと、ファナテックに比べると、いずれのハンコンも熱に弱い、というのが定説です。
FFBを強くして走ると、数分でFFBが弱くなるとのこと。
うーん、、、どこまでの強さでプレイしてるのかわかりませんが、私はこれ経験したのはT150だけで、あとは問題ないんですよね。
長距離部で100%距離のレースだと、2時間近く走りっぱなしですが、大丈夫。まぁ、FFBの強さは53辺りなので、それだと問題ないんでしょうね。
そんなに強くしたら、私の場合は腱鞘炎がひどくなってしまいますのでw
T-GTは熱に多少強いらしいのと、GTsportsでのプレイ時には、路面からの振動を伝えるモードもあるらしく、より実車感があるらしいですね。
GTsportsプレイするならありでしょう。自分のように、F1が主の場合は、そこにいくなら、ファナテックCSLに行くかなぁ。
でも、それなら、今のT300フェラーリF1リムで十分ですね。
レースで走るという点で選んでしまうと、速く走れて、安定感があるハンコンが第一の選択肢になってしまうので・・・
とうことで、今の時点での私の推しは、スラストマスターT300GTエディションになります。あくまで、G29の価格が高騰してる場合、という条件付きですが。
今シーズン2020でも、これを使用予定です。
F1 2020に関しては、海外版を購入し、走ってみました。
色々な意見・インプレッションが出てますが、私は単純に走りやすくなった、という印象。
なにせ、縁石使えるようになったのは大きい。トラクションもかかるし、普通に実車をドライブしてる感覚に近いんじゃないかな、と。
もちろん、F1の実車には乗ったことありませんがw、タイヤの感触や、ステアリングの切り替えしや、高速コーナーのグリップ感など、ほんといい感じです。気持ちいい。
T300と相まって、走るのが楽しくなります。そうなると、全体のレベルが上がって、自分の相対的な位置は下がる気がして、それはそれでちとまずいゾ、とは思ってますがw
そうは言っても、走るのが楽しいということは、とても大事。
それを、より楽しくしてくれるハンコンも、じっくり選んで楽しいレースシムライフをお送りください。