iRacing始めてみました①

以前から興味があり、機会があればやってみたいと思ってました。レースゲームをプレイしてる人ならそう思ってる人多いのではないでしょうか。

コードマスターズF1シリーズは、どうしてもゲーム挙動と言われますが。そこは自分は割切ってます。F1の世界を体現してくれているのはこれだけ。そこは大事です。普通に走っていて楽しいし。ただバグはなんとかしてくれないと、ライセンス契約も怪しくなってきますよね。

一方で、シミュレーターをうたってるソフトもたくさんありますね。GT7、ACCなど有名。自分には何がどういった挙動がリアルかどうか、は分からないですが、それぞれのゲームの味があると思いますし、その中でプレイする限り、みんな同じ挙動で走るわけで、そこはあまり意味ないかな、とは思います。

それでも、世界中のリアルレーサーが練習に使ってるという事実がiRacingにはあるわけで、そこはどうしても興味がひかれるところです。

iRacingとなると、PCが必須。この時点でハードルが高いわけで、導入には慎重になりますね。しかもサブスクになるし、車もコースも買わないといけない。他にも順位やコース表示のオーバーレイも他のアプリ使ったり、リバリーも他のアプリ。導入はさほど難しいわけではないのですが、PS5等のコンシューマー機に比べれば、設定が面倒にはなります。

自分の場合は、まず最初のPCですが、娘の友人が古くなった部品をバラバラ状態で譲渡してくれて、部品自体は揃っていて、あとは組み立てるだけ状態でした。20年以上前にPCを自作していた経験があったので、それなりの知識はありましたが、組み立ては極端な話、ハード面は正しくコネクターを挿すだけですが、BIOSやWindowsの設定がめんどくさいな、と思ってました。

それでも、重い腰をあげ組み上げ、どうにか起動。アプリを入れるまでになり、試しにデッドバイデイライトを起動してみると、これがまた遅い。重い。Ryzen3と950のグラボだと、まともに動きません。なので、ここから放置w。そのうち1060とか安くなったら買おうかな、と。当時、マイニングやコロナ下の影響でグラボが高騰。めちゃくちゃ高かったですよね。

放置してたPCですが、ある時息子夫婦から、いつもお世話になってるから、とRTX3070のプレゼント。これ、8万くらいするやつじゃん!と恐縮。これはもうやるしかない。

さすがにRyzen3では厳しいかな、とRyzen5 5600を購入。というのもどうせなら夢の3画面でやりたい。モニターは、それを見越して家と実家、両方同じものにしてたので、もうひとつ買い足せばよい。結果合わせて5万弱で3画面になりました。

そこからの設定が大変。3画面認識させるのに四苦八苦。HDRだけ上手くいってないですが、まぁそこはいいかな。これでまずはF1をプレイしてみると、DDproのFFBがだいぶ違う。解像度が違う感じで応答性も良いと思う。ディスプレイがリフレッシュレート165hzまで対応してるので、PSの設定でも3画面で165が出るように設定。プラスゲーム内グラフィックオプションでも165。これをしないとスタッタリング(画面が一瞬止まる)が発生するようで、今でも長時間プレイすると起きます。Vsyncとかありますが、自分の環境だとオフのほうが具合いいみたい。ディスプレイ自体はFHDなので、3画面でも十分FPS出ます。これが4Kだとさすがにきついみたい。友人が最近BTOのゲーミングPCを買ったのですが、corei5-13400、RTX4070という組み合わせで、F1-23を超高設定で4Kだと最初70FPSしか出なかった。もちろん超高設定なんて、自分はできないので、色々落としてますよ、と。せめてPS5の120hzは出さないとPCにした意味ないのでは、となって、その時は120hzに合わせてたかな。

しーさんが3画面2Kでいけてます、という話で、自分と同じ3070。でも、マザボとCPUが違うから自分ので2K/3画面は無理かな。にしても、F1を3画面でプレイすると圧倒的な没入感。FFBも振動がリアルに来るので走っていて気持ちがいい。そうなると、当然iRacingにも期待が高まります。

何事も新しいことを始めるのはタイミングが必要。自分の場合、F1のシリーズ戦のオフシーズンに始めたかった。そこにちょうど2年40%OFF。やってみてすぐやめたらもったいないので、最初は3か月かなぁ、なんて弱気だったのですが、2年にしても14,000円くらいだったので、思い切って2年分を一括購入。こうしないといつまでもダラダラとやらないような気がして・・・

でもこれね、結構お金かかっちゃうんですね。車買うのに約2,000円、コースも同じくらい。SF23に乗ってみたかったのもあるので、これ買って、鈴鹿やもてぎ買って。で、もう約6,000円。まぁ、為替がね・・・

早速SF23に乗り富士へ。ス、ステアリング重い💦なるほどこれか。DDproじゃ物足りなくなる話。自分は8Nmの電源使ってるけども、多分もっと重くしたくなってくるのかも。なにせFFBがコンシューマー機と全く感触違う。ダイレクト感も違う。なんというか、機械を操作してる感が強い。縁石乗った時の手に返ってくる感じがもうダイレクト。クイックリリースのバネがガキンガキン言います。

SF23もとても素直なスムーズな車。しーさんが爽快感がありますね、と言う意味が分かります。この速度域ならF1との乗り換えも大丈夫かも。。

ただし、この車でオフィシャルレースに出るためには、クラスをBまで上げる必要がある、と。最初はルーキークラスで、フォーミュラVee辺りからですね、と。あ、iRacingを買ったものの何から始めればいいのかわからず、しーさんに相談したら、では一緒に画面見ながらやりましょう、と言っていただき、Discordで画面共有しながら色々教えていただいた次第。

その際に、まずはフォーミュラVeeから始めて、Dにあげましょう、と。しーさんやさしいから、一緒にその部屋に入ってくれて前を走って教えてくれました。iRacingやってる方ならわかると思いますが、ルーキークラスの中にAクラス7Kの人が一緒に走ってるって、「えllllっっ」って感じです。でも、ルーキークラスの人は何もわからないで走ってるので、その凄さの意味も分かってないかもです。

そこで走って、4.00を超えるとDクラスに上がれます。フォーミュラVeeというのは、ウィングの無い車体で、タイヤも細くすぐスピンします。速度域は低いのですが、なかなか難しい。ただ、コツを掴むと普通に走れるようになり、比較的簡単にDクラスには上がれました。

問題はここからです。基本的にフォーミュラ乗りなので、DクラスのレースではF4レースを選びました。その時のコースは岡山。初めてのコースで全然分かりません。コースマップは別アプリを入れて表示するみたいなのですが、とりあえずライン入れれば大丈夫でしょう、との師匠のお言葉。ただしもちろん車体アシストは全オフです。

これがまたブレーキングが難しい。ブレーキ踏みながらステアすると、あっという間にスピン。慣性モーメントもフォーミュラではここまで経験したことが無く、ヨーを出さないように走らないと。これは厄介だぞ・・・

ただ、ここでもしーさんに走り方を教えてもらい、なんとかなるかな、となったところで、「ではオフィシャルレース」出てみましょうか、と。え?え?!いや、、まぁ、そうですか。。となり、そのままレース出場。

しーさんがスポッター役をしてくれたおかげで、前のほうでわちゃわちゃしてると、危ないです!と教えてくれて、ゆっくり行ってやり過ごしたり。これがすごい大事なことだったんだ、と、後々一人で走るようになって、なるほど、と身に沁みます。

これならすぐCクラスに上がれると、高をくくってたわけですが、そんなわけはなく・・・

慣れたとはいえ、中団グリッド程度しか獲得できない状態の場合、スタートでは一番危ない場所。普段長距離部ではみんなマナー良くスタートするわけですが、このF4、ガツガツ感がものすごい。3ワイド4ワイドなんか普通。なんなら後ろからぶつけてインに入り込み抜いていく。

iRacingのセーフティドライバーズレーティングは、すぐに0.3くらい下がってしまいます。1セッションで17回インシデントポイントがつくと失格。ランオフエリアにはみ出ると1、スピンすると2、接触で4、という感じ。相手から一方的に当てられても取られるのが理不尽に感じますが、それは仕様なので仕方ない。

なので、皆さんご存じの通り、ひたすら安全運転に徹することになるわけです。ところが、中団でスタートしてる限りは、必ずと言っていいほど当てられます。あるいは、直前でわちゃわちゃして逃げられずそのまま・・・

こういうのが続くと当然嫌になります。そこで師匠が、「ピットスタートという手がありますよ」と。確かにしーさんにスポッターしてもらった時に、後半はピットスタートにしてました。すると、ある程度わちゃわちゃが終わってから通るので、ほぼ無傷。ノーインシデント。

これを一人でもやる。と、あっという間にレーティングは上がり、ついにCクラスに。いやー嬉しかったです。これでF3乗れますね、と。次はBクラス。ところが自分の勘違いで、慣れたF4ばかり乗ってて、3.99まで上がったのにそれ以上にならない。なぜ??と悩んでると天の声が「Cクラスのレースに出なさいー」

は?え?そういうこと?そうだったみたいですね。いくらレーティングを上げても、Cクラスのレースに4回出ないとダメなんです。というわけで、まだまだ続きます。

 

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