訃報を聞いて、やっぱりか・・・という思いでした。
ラウダは、小学校の時、F1というものを最初に見た時からのファンでした。
というか、この時代は、誰もがフェラーリのニキ・ラウダがヒーローだったと思います。
ブラバムへの突然の移籍には本当にビックリしました。ラウダがいないフェラーリなんて、フェラーリじゃない!
そのブラバムも、突然シーズン中に引退。うそでしょ・・・、ポンコツのアルファからDFVに乗せ換えて、これからだ、という時にすっぱりと辞めちゃった。
と、思ったら、マクラーレンでの電撃復帰、と。
本当に、いつも話題の中心はラウダでした。
語りつくせぬ思い出があり過ぎて、、、書ききれない。
あの時代、ピーターソン、ジル、デュパイユ他多数の死亡者を毎年のように出してたF1。
F1インジャパンの富士で、1周回ってリタイヤした時の失望感は、その後もずっとついてまわり、、、
それが、F1の世界を徐々に知っていくうちに、あれはラウダの明確な意思の強さであり、本心のまま、自らの心の声に従いリタイヤしたんだな、と。
そのおかげもあり、あの事故で肺を患いながらも、70才まで生き抜いたんだな、と、今になって思います。
ジャガーの代表やったり、色々してましたけど、最後はメルセデスで充実したレースライフを送れたのではないでしょうか。
ハントが、まだまだ若いのに亡くなった時も、彼らしいな、と思いました。
ラウダも、70年の自分の充実した人生を、実に楽しかったさ、と思いながら旅立ったと思います。
自分のF1ファン人生のきっかけとなった彼の死は、とても悲しいと同時に、本当に感謝の気持ちしかありません。
ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。